たまには音楽の話

 

 

ブリンク182のギター、トム・デロングのリフをカバーした動画です。

ブリンクを初めて聞いた時は、「ここまでポップで洗練されたパンクバンドが出てきたとは。」と驚かされました。

そのポップで洗練された感じは、トムの特徴的な声やサウンドメイキングにあるのかと思ってましたが、動画を見るとトムの作るギターリフにも要因があるように思えてきました。

ギターを触ったことがある人なら気付くと思いますが、動画では指板の上を左手の指が這いずり回るように動いており、パンクのギターによくあるパワーコードの形で固定された動きとは大分違います。

低音域のパワーコードで押していくリフだけでなく、中高音域も交えたアルペジオやコードを分解したようなリフも交えており、幅広い音楽の素養が伺えます。

オフスプリングも色々趣向をこらしてますが、基本はパンク+メタル+スカで、スケーターパンクの延長線上のように感じます。

グリーンデイなんかは逆に、あの少ない引き出しのギターリフで、色々な曲を作れる所が凄いですね。