読書

最近、中公文庫の日本の歴史シリーズを図書館で借りて読んでる。ムック的な内容の薄い絵ばかりのものでは物足りないけど、専門の学術書を読むのはつらいので、時代ごとに政治・経済・文化の流れを網羅している程よいマニアックさがありがたい。
今は鎌倉後期の分を読んでいるんだけど、北条氏における執権と得宗天皇家における天皇治天の君関係を、その時代の家の惣領という観点から説明していたり、荘園をめぐる、地頭・雑掌・荘園領主・悪党の関係を事例を元に解説してて、ベタだけど知的好奇心というものをかきたてられる。
本の中に、鎌倉時代日蓮の弟子が富士の麓に建立した了法寺という寺がちょっと出てくるんだけど、↓のとおり、かなり独創的な仏を祀ってるのでogiには是非、参詣してもらいたい。
http://ryohoji.jp/