秋の紅葉

今日は午後から三田洞の大龍寺にお参りに行きました。
新聞に特別公開で寺宝とドウダンツツジの拝観ができると載っていたからです。
寺の中に入ると、まずは廊下に寺宝が展示されていました。
大龍寺を中興した住職が、戦国時代の西美濃三人衆の一人である稲葉一鉄の崇敬を受けていたようで、一鉄由来の寺宝がいくつかありました。

これは、一鉄が大龍寺に対して出した禁制の札です。
禁制の札を出すことで、一鉄が大龍寺を保護し他の勢力の侵略を防ぐことを明示しています。
他にも槍や茶碗、掛け軸が奉納されていました。

稲葉一鉄由来の寺宝の他に、不思議な妖怪の絵等もありました。
曾我蕭白が描いてそうな諧謔具合です。

廊下を抜けると、中庭と建物の裏山にドウダンツツジが生い茂っていました。
寺の建物と調和していてよかったです。
一眼レフのカメラで撮っている人もいました。

紅葉を堪能した後は、花より団子ということで抹茶を頂きました。
お菓子が達磨の形になっているのが面白いです。
今年は嫁さんが妊娠していることもあり、あまり遠出できないのですが、少しでも紅葉見学をできてよかったです。
<追記>
OGIから不思議な妖怪の絵は白隠禅師という僧侶の絵と教えてもらいました。
岐阜の田舎の寺にも隠れたお宝が眠ってるもんですね。