マドマギとあの花の感想

この前の旅行では、我々のお約束である車内アニメ上映会が催された。初日は「魔法少女まどかマギカ」、二日目は「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」だった。
前者はいわゆるマドマギで、ひだまりスケッチの絵柄にニトロプラス虚淵玄脚本というアイスにタバスコをかけたような作品だった。かわいらしさと醜さが入り混じった不思議な世界観に、タイムリープメタフィクション等のSF的要素が織り交ぜられており、エンディングに向かってたたみかけるような展開は凄まじかった。結末はお花畑のようなハッピーエンドでもないが、纏めることを放棄したバッドエンドでもなく、さすが虚淵というところ。
後者は「仁丹」「メンマ」「アナル」等の酷い渾名で有名なアニメという認識しかなかったが、なかなか泣ける話でよかった。メンバーが共通の目標を持ちつつも、異なる思惑を抱く様を上手く描いており、それがラストに上手く繋がっていた。
やっぱりアニメはいいね。