そして父になる


12月19日に息子が生まれ、僕も父親になりました。
帝王切開で出産することが決まっており、時間が午前中と分かっていたので、仕事を半日休みにして出産に付き添いました。
10時に手術室に入って30分程経ち、僕が外で落ち着かない気持ちで待っていると、「おぎゃあ、おぎゃあ」と声がしました。
看護婦さんが赤ん坊を抱いて部屋の外に来て、僕に見せてくれました。
「予定日より一ヶ月程早かったけど意外に大きいな。」と思ったらすぐに連れて行ってしまったので、一分も見れませんでした。
後で聞いたら、子供が生まれたらすぐに身体に異常がないか検査をするからだそうです。
12時半過ぎに、小児科医の先生から赤ん坊の状態について説明を受けました。
今のところ脳・心臓に異常は見られないし、肺で呼吸もできているとのことでした。
説明を聞いた後、病院の食堂でカツカレーを食べて、仕事に行きました。
仕事が終わった夕方に、もう一度病院に行きました。
嫁さんは子宮が収縮しているため、ベッドで「痛い痛い」と呻いていました。
嫁さんの母親が見舞いに来ていて、身の回りの世話をしてくれていました。
その後、赤ん坊を見に行きました。
保育器に入って寝ていましたが、生まれたばかりなので結構むくんでいて、触るとぶよぶよしていました。
僕がつついていると手や足を動かしだしました。
父親になったんだなと思いました。